フランソワ・リー - 共同経営者
韓国人両親のもと、フランソワ・リーはパリで生まれ育った。幼少期からフランス公立学校と韓国人学校に通い、アングレームにあるEMCAにてアニメーションの学位を取得。フランス語、英語、韓国語の三か国語を操る。 フランソワはフランスにて彼のはじめてのキャリアをテレビアニメのアシスタントディレクターとしてスタートさせる。彼の語学力によりフランス、韓国、カナダ、イギリス、マレーシアといった世界各国のプロダクションとプロジェクトをこなした。
2013年にモントリオールへと渡り、長編アニメーション映画『リトルルプリンス星の王子さまと私』や『フェリシーと夢のトゥシューズ』のプロジェクトに従事した。2016年にはロサンゼルスに移りZAGアニメーションの制作および事業展開のVPをてがける。また、テレビシリーズヒット作『ミラキュラス レディバグ&シャノワール』『Ghostforce』『Power Players』『Denver & Cliff』と2つの長編映画といった多数のプロジェクトにも参加した。
2017年、フランソワはライター兼ディレクターとして初めて映画プロジェクトを手掛け始めていた時に山口と出会った。似たようなバックグラウンドが彼らの背中を押し、二人で事業を始めることとなった。
それ以来、彼らは日本のアニメ制作会社であるジェンコや東映アニメーションといったクライアントとのプロジェクトで力を合わせ従事し、またフランソワが手掛けるアメリカ力士を題材にした長編アニメーション映画『Ricky』を売り込むため世界中を飛び回っている。